スポンサーサイト

--/--/-- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

おねつ

2009/12/02 18:24
まだはっきりと想いが整っていない当時な
黄色いもだもだしたお話。



「っふわ?!」

不意に額にひんやりとした手が触れてきた。
振り返ると、カナちゃんが舞夢の後ろから手を伸ばしていた。
舞夢、ぼーっとしていたのかな…。全然わかんなかった。

「す、すみません、おどかして…」
「カナちゃん、どうしたの?」
「えっと、…失礼」

もう一度、あの冷たくて白い手が伸びてきて。
舞夢の額に触れてきた、カナちゃんの手。

「……」
「……」


どうしてだろう、なんだか熱い。
焦るというか、何というか落ち着かない。

杏ちゃんやマキちゃんとか
さえない子ばかり関わってきたのに、
カナちゃんだと自然と一歩引いてしまう。
舞夢はいったいどうしちゃったんだろう?

「…微熱、ですね。顔赤…、みを増してますけど」
「え、そ、そうかなあ…。舞夢、全然しんどくないよ?」
「でも体温だけでも測った方が…」
「心配ありがと、カナちゃん。測って、おかしかったらお昼寝するね!」

平常を装って、彼女から離れた。
何でだろう、もう少しあの手で冷やされたいって思うのは。
自分で冷やせるでしょ。へんな舞夢。



こういった症状って、何て言うんだろう。

似たようなことが、一度だけある。


コンちゃんが、舞夢を拾ってくれた時。
抱っこされると、そわそわして。

これってなあに?って、杏ちゃんに聞いてみたんだっけ。


『憧れとか大好きとか、好きになっちゃうおまじないにかかったのよ』


その意味が、分かってきたようなそうでないような。
まだもやもやして整理できてないけれど。



カナちゃんを、舞夢はどうしたいの?



ああ、苦しいなあ。
ぎゅうぎゅうと、心臓を掴まれている。

解きたい。
どうすればいいのか、分かっているのに。


でも。


「っ……、ぅっ」

おさえきれないもどかしさを、なみだにながして。

おもいを、こえをころして。



もうすこし、せいりせいとんしよう。
スポンサーサイト



Comment Post

Name:
Subject:
Mail:
URL:

Pass:
Secret:管理者にだけ表示を許可する

Trackback

Trackback URL:
 Home 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。