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おへやとかご

2009/10/01 21:49
一人ひとりのお部屋があるらしいので、お話にしてみました。
そしてマキ様お借りしましたー。



咳が止まらない。
吐き気を催しては、頭が痛くなる。

小汚い、あの『籠』を思い出したから。






「何してんのよ、舞夢」
「お片付けついでの掃除」
「ふーん…、珍しい。ムチやらナニやら散らかしてたあんたが」

片付けていたら、マキちゃんがお部屋にやってきた。
彼女の中では、舞夢は散らかし屋さんで固定されてるみたい。
するものちゃんとするのに、失礼だなぁ。

「自分の部屋だから、キレイにしたいのは当たり前だもん」
「まあ、ねぇ。…でさぁ」
「なあに?」

マキちゃんが指差すは舞夢の口元、…のマスク。

「アレルギーなのか分かんないけど、二重も付けてどーすんのよ」
「ホコリきらいだもーん」
「息苦しいんじゃなくて?」
「ちょっとね。でも鼻でがんばるし」
「だったらもっと窓開けなさいよ、ほらっ」



ずかずかと部屋に入られて、半開きだった窓が全開する。

少し肌寒い風が吹き抜けていったけれど。



「っ……」
「何よ、寒い?」
「ん、…平気」

寒い訳じゃないけど、そういう事にした。
本当は、ホコリが舞夢に寄ってきただけで。



あんな『籠』の中は、吐き気がする。

だから、キレイにして『籠』にならないようにするんだ。



部屋というのは、人が寝れたり遊べる自分だけのもの。

物置とかじめじめ薄暗い場所なんかじゃない。
窓や電気がある部屋なんだ。



「マキちゃん」
「何よ」
「本当に、お部屋っていいよね」
「は?」
「ううん、何でもないよ。
ほら、まだ片付けるから外出る!
帽子にホコリついちゃうよ」
「…変なの」



今日も、きれいなお部屋。
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