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うわのそら。

2009/06/25 21:05
暗殺事件からずっと前でのもしも弟話。
小雛芝含みます。


…とりあえず、何書いてんだと/^o^\



価値も違う、格も違う。
何より犬猿ワン公とエテ吉。

根性は同じかもしんねぇな。
強く熱い、そんなもん。



それでもオレ、あんた嫌いじゃねぇんだわ。
殺したいほど滅茶苦茶にしたい欲求は依然変わり無いけれど。

…不思議なもんだ、よく分かんない。






「ちょっと!聞いてんの?!」
「…ん」

廊下歩いてたらつんざく叫ぶあいつの声。
引き止めていたのに、ぼーっとしていたようだ。
考え事してたら乗り気が失せていた。

「……で、何なの」
「何なのじゃないわよ。またアンタ勝手に…!」

ああ、騒がしい。ガキだな、やっぱり。
年八つ離れてる不思議。
その辺関係無いけど、とにかく気が乗らねぇ。夏バテかよ。



こいつぐらいの頃、何度も声をかけられた事があった。
見下すんだろうと恐れていた。違った。

「ねぇ、あそんでよ」

むすっとした顔でオレを睨むそいつ。
汚いものを見る目じゃないのかと怯えていた。違った。

「遊んでってば」

裾を引っ張ったり、鞠をぶつけてきたり。
オレからちっとも離れようとしない。



苛々して、この頭を掴んで叩きつけたくなる。
悲鳴を上げても、何度も何度も。

そんな事したらまた…、と怯えてしまって。
無視したり離れたりした。

「ちょっと!陸、無視しないでよ!」



今、こうして話す度に思う。
オレは逃げるか殺るかの選択しかない。
何故か手を伸ばしたくないと拒んでいて。

「何処行くのよ」
「…ごめんな」
「は?」
「何でもねぇ。じゃあな」



あんたと遊べなくて。

あんたから逃げて。

……だから、今になって遅いけど。



遊んでやるよ。あんたでな。
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